神戸市は農水産業のイメージがなく都市の印象が強いですが、じつは農家さんも漁師さんも近くにいて、安心・新鮮な食材が手に入る、そんな豊かさを有しています。それを、土曜の朝市・FARMERS MARKET、リアルショップ・FARMSTANDなどを通じて発信し、みんなで地産地消を広げる活動が「EAT LOCAL KOBE」です。

今回のオリバーソースとタッグを組んだクラフトソースプロジェクトでは、新規就農した農家や若手の農家と連携し、ローカルの旬が詰まった一期一会のソース作りをしています。野菜や果物の味わいをそのまま届けるため、不要なものを使っていません。また大切にしたのは、安価な訳あり品だけを原料とせず、正規品の割合を原料の半分とすること。売り物にならない規格外品の有効活用も重要ですが、本来余すことなくきちんと流通すべき正規品も取り残されず一緒に流通することを願うからです。

これはみんなで作るソースです。栽培するひと、加工するひと、味わうひと。みんなで輪になり、この美味しい循環を継続できますように。そして子どもたちへも繋ぐことができますように。