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ソースメーカー秘伝のレシピ

お好み焼のルーツを探り、ホットプレートで焼く

お好み焼は江戸時代に生まれた彼岸の仏事のお菓子で、水溶き小麦粉を薄く焼いてみそを塗っただけの「麩の焼き」がルーツといわれています。「麩の焼き」が「お好み焼」と姿を変えていったのは、明治以後のことです。
「麩の焼き」→「一銭洋食(どんどん焼)」→「お好み焼」
時代を経て人々の生活が豊かになるとともに様々な具が入れられるようになり、各地に広がっていきました。 ひとくちに「お好み焼」といっても、地域によってさまざまな呼び方をされてきました。
東京では「もんじゃ焼き」、仙台は「どんどん焼」、広島は「広島焼(広島風)」、京都は「ベタ焼」というように、日本中に親しまれていました。 各地で生地や具やソース、焼き方にさまざまな工夫が加えられおり、地域色豊かな食べ物になっていきました。


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現在では「手軽で」「おいしく」「楽しく」と全国に親しまれている「お好み焼」ですが、

「家庭でつくるがうまく焼けない!!」
「お店で食べるのと味が違う!!」

と嘆いている主婦達が多いようです。家庭ではホットプレートを使用する場合が多く、そのために、生地がゆるい・生焼け・黒こげといった問題が起こり、おいしいお好み焼が作れません。
そこで…
「お好み焼きをホットプレートで焼く鉄則5箇条」をご紹介します。

お好み焼をホットプレートで焼く鉄則5箇条

1.生地は水分を減らして、キャベツは充分に水をきる。
山芋やひとつまみのベーキングパウダーは、ふっくら・サクサクに仕上げる必需品

2.プレートの温度は場所でムラがあり、下がりやすいので一度に多く焼かない。
スイッチに近い場所は比較的温度が高い。
直径 20㎝弱(大人の手の平の大きさ) ・焼き上がりの厚さ 2㎝になるよう生地を流す。

3.焼く時間は、表面温度200度で表側 4分、裏側 6分。
(蓋をすると、2~3分短縮できるが湯気に注意。)

4.焼く時間は、表面温度200度で表側 4分、裏側 6分。
(蓋をすると、2~3分短縮できるが湯気に注意。)

5.最後にどろソースでコクをつけながら、お好みの辛さに味を調え、ドライに仕上げる。
※かつお節は不要ですが青のりはお好みでかけて下さい。 「そばめし」の出来上がり。

お好み焼きをおいしく作るポイント

・網目構造に、生地をふわっと焼き上げる働きがある。〈網目構造を持つ食品〉やまいも・ベーキングパウダー

検証/NHK「ためしてガッテン」・生活ホットモーニングより
「お好み焼」は単純に見えて、奥が深い食べ物である。

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